登呂遺跡

登呂遺跡を見学しました。登呂遺跡は、弥生時代後期の集落跡です。(明野の梅ノ木遺跡より少し後の時代です)

弥生時代の特徴を説明する時、欠かせないのが「米づくり」ですが、実はこの「弥生時代=米づくり」のイメージは、登呂遺跡で確認された水田跡がきっかけになっています。日本で初めて弥生時代の水田が証明された場所が登呂遺跡なのです。

初めに登呂博物館で、登呂遺跡や弥生時代についての話を聞きました。博物館内には、遺跡から出土した弥生時代の道具や土器がたくさん展示されていました。再現された高床式倉庫、竪穴住居に入ってみたり、田下駄や石包丁、石斧の使い方を教えてもらったりと興味津々に学習を進めていました。疑問に思ったことは積極的に質問していました。昨日の班長・部屋長会議の話し合いが生きています。

博物館の外では、火起こし体験をさせてもらいました。代表の子が挑戦し、見事火を起こすことができました。施設の方からも「すごい」とほめらめれました。

屋外の竪穴住居に入った際には、弥生時代の人々の暮らしを想像していました。また、竪穴住居の中は思ったよりも涼しく、柱などのつくりもしっかりしていることに驚いていました。

さらに復元された水田を見て、一つ一つの田んぼが現在の田んぼよりも小さいこと、現代のようにしっかりとした土手がないことなどにさっと気づいていました。5年生の時に行った「米づくり体験」を思い出して、米づくりの様子を比較している子もいました。

6年生はこの間、社会の授業で弥生時代を学びました。教室で学んだ内容を目の当たりにすることで実感を伴った理解につながりました。暑い中の見学でしたが、とても有意義な時間となりました。

修学旅行最後のクイズです。

登呂遺跡の敷地では、できる限り弥生時代に近い方法で米を育てていますが、主に育てているお米はどんなお米でしょうか。

1 青米

2 黄米

3 赤米

なお、これまで3日間、ブログの中で出したクイズの答えは、6年生からお聞きください。きっと答え+αの面白い思い出話が聞けると思います。

バスは最後の見学先、三保の松原に向かって進んでいます。

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