2年生校外学習

2年生が校外学習で長坂町にあるオオムラサキセンターを訪問しました。

2年生にとっては,久しぶりの校外学習。バスに乗りこむ背中からすでに校外へ出て学ぶことへの期待感が感じられました。

まずは「生態観察施設びばりうむ」でオオムラサキについて学びました。

オオムラサキがうむ卵の数,オスとメスの体の大きさや色の違い,食べ物のこと…など,

施設の方の話をしっかり聞き,反応したり,質問したりしながら積極的に学ぶことができていました。

この時期,オオムラサキは幼虫の姿をしていて,気温も低くなってきたので「冬支度」をしているとのことです。

話を聞いた後は,びばりうむの中で幼虫を探しました。

枯れ葉とよく似た色をしている(擬態)ため,見つけるのは難しいかな…と心配しましたが,さすが明野小の2年生。

次々と幼虫を見つけ,近くにいる友達や先生に嬉しそうに報告していました。

雨の降る中でしたが,なんのその。寒さに負けず,楽しく観察することができました。

びばりうむの後は,館内の見学をしました。

たくさんの標本や動物の模型を夢中になって観察し,一生懸命に記録を取っていました。

世界中にはたくさんの昆虫がいること,八ヶ岳南麓にはたくさんの動物がすんでいることを学びました。

お昼休みには,友達と楽しそうにお弁当を広げる姿がありました。

お家の人が愛情込めてつくってくれたお弁当を嬉しそうに頬張る姿が微笑ましかったです。

お弁当の後には,おやつタイム。お弁当をおなかいっぱい食べても,おやつは「別腹」とのことでした。

校外に出て,お弁当やおやつを食べる。。。これまで当たり前だったことが,この2年間でとても貴重な光景となりました。

午後は,標本,模型ではなく,実際に動いている「本物」の昆虫たちを観察しました。

大人気のクワガタムシやカブトムシはもちろん,外国に生息する大きなゴキブリ,ムカデ,クモ,サソリにも大興奮でした。

学習発表会で歌った歌にもでてきたコオロギなどの昆虫もいて,興味津々でみていました。

パソコンを使ったクイズや,昆虫のパズルも楽しむことができました。

昆虫を観察している間に雨が上がったので,少しだけ森の中を歩いてみました。

森の中を歩きながら,水の音に気づいたり,葉っぱの形や木の感触にも気づくことができました。

途中で,ヤギに会ったり,池を越えたり,ちょっとした探検気分を味わえました。

晴れてよかったね!

今日の校外学習の経験をこれからの学校生活にいかしていってほしいともいます。

カッパの準備やお弁当の準備をしてくださった保護者のみなさま,ありがとうございました。