お金の授業

6年生がお金について学ぶ「お金の授業」を受けました。

講師を務めてくださったのは山梨中央銀行の方々です。

最初に『お金の歴史』について学習をしました。いつからお金が使われはじめたのか,を歴史的な背景をもとにわかりやすく説明していただきました。

お金に関係する漢字に「貝」が多くつく理由を聞いた時には,多くの子が「そうか~」と納得していました。

山梨県は金が多くとれる場所であったこと,江戸時代には明野の上手村のみのお金「村札」が使われていたことにも驚いていました。

次に『お金の役割』について学習しました。

物々交換から,お金を使っての交換になった背景、お金には「保存できること」「交換しやすいこと」「価値が分かりやすいこと」という3つのよさがあることを学びました。

江戸時代の「千両箱」、現在の紙幣「1億円」の重さを体験する場面もありました。

どちらもとても重いこと、またお金が時代とともに少しずつ軽くなっていること(持ち運びしやすくなっていること)も実感することができました。

最近では、電子マネーが登場し、主流となりつつあります。もはやお金自体を持って歩かない時代です。

私たちが生きている今は、お金の歴史の重要な転換期になるとのことです。

最後に。「お金の技術」について学びました。

お金には「にせ札」防止の為にたくさんの秘密があることを教えていただきました。

マイクロ文字、すかし、細密な線…お金に多くの秘密があることを知ることができました。

外国にはプラスチックでできているお札、ブラックライトによって絵が浮かび上がる仕組みをもったお札もあることを知り、さらに興味を広げることができました。

新500円硬貨,新1万円札の秘密についても説明して頂きました。新たな秘密、ユニバーサルデザインの視点がお札作りに反映されていそうです。くわしくは6年生にきいてみてください。

山梨中央銀行の皆様、ありがとうございました。

なお、本日の授業の様子は2月13日(日)からテレビ11ch「ジモラブ」(地域ニュース)の中の『まちかどトピックス』で放送されます。ぜひご覧下さい。

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