ハンコ彫り体験学習

4年生は,山梨県の伝統工芸である「ハンコ」彫りの体験学習を行いました。

今日は,山梨県印章店協同組合から3人の講師をお招きし,自分のハンコを彫りました。

最初に講師の先生から,山梨県の伝統工芸品についての話がありました。子どもたちは,ちょうど国語や社会で学習したばかりなので,うなずきながら話を聞いていました。

次に,ハンコの話がありました。ハンコには「認印」「銀行印」「実印」の3つがあることや,どうしてハンコが必要なのかの説明がありました。そして,今日のテーマである「篆刻(てんこく)」と「篆書(てんしょ)」についての話がありました。

子どもたちは,事前に講師の先生方が,石に書いてきてくれた自分の名前の一字を見ながら「これは龍だ!」「これは唯だ!」と読み解いていました。

その後,講師の先生の指導を受けながら,刃物を使ってハンコ彫りを行いました。

子どもたちは,ハンコ彫りの後,

「画数が多くて手が痛くなったけど,楽しく彫れた」「初めは強さの加減が分からなかったけど,先生たちに教えてもらったら上手にできた」「山梨の伝統工芸品のハンコができて良かった」などの感想を言っていました。

子どもたちは,世界に一つだけの自分のハンコをうれしそうに見ていました。

講師の先生が「将来,ハンコ彫りの職人になりたい人はいますか?」と聞いたところ,10人の子どもがサッと手を挙げました。

もしかしたら本当に,将来、ハンコ彫りの職人さんが誕生するかな?

今日の様子を写真で紹介します。

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