本校は,旧須玉町内の若神子小学校・穂足小学校・多麻小学校・津金小学校・江草小学校・岩下小学校の6校が,昭和60年4月に統合し,全校児童508名でスタートしました。平成24年4月には,増富小学校と統合して町内1校の小学校となり,今年で40年目になります。
 学区は,北は秩父多摩甲斐国立公園内にある瑞牆山や金峰山の麓にある増富温泉地区(標高1000m前後),南は須玉IC(標高471m)がある大豆生田地区までと,南北に高低差があります。また,学区には北杜市役所本庁舎,峡北地域中核工業団地,市立病院があります。
 平成29年には,校舎の大規模改修と校庭の改修が終了し,きれいに整備された環境で日々学んでいます。
 令和5年度は,児童数181人,学級数は通常6学級,特別支援2学級の学校規模です。
 さて,これからの時代は情報化やグローバル化,人工知能の飛躍的な進化によって,将来の変化を予測するのが難しいと言われています。そこで,児童には,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,自分がイメージする幸せを実現してほしいと願っています。そのためには,社会に出てからも学校で学んだことを生かせるように,生きて働く「知識及び技能」,未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」,学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力,人間性」の3つの力をバランスよく育み,「今と将来を生きる力」を身に付けさせたいと考えています。
 学校教育目標は,「きらきらかがやく児童の育成」で,
  ○ゆたかに すこやかな子
  ○きたえ  たくましい子
  ○かんがえ まなぶ子

をバランスよく育む教育活動を推進していきます。具体的には,本校の学校経営方針・グランドデザインをご覧ください。
 これらの実現には,全教職員が一丸となって取り組むことはもちろんですが,保護者のみなさんや地域の方々との連携・協働が欠かせません。どうか児童の健やかな成長のために,ご理解とご協力をよろしくお願いします。

須玉小学校 校長 皆川 賢司