自転車クラブ 全国5位
8月7日(水)に第56回交通安全こども自転車 全国大会が行われました。
本校自転車クラブは、山梨県代表として出場し、5位入賞を果たしました。
8月6日。6年生のクラブ員は、前日に東京へと出発しました。
午前中に学校にて、最終練習をした後、
5年生のクラブ員や応援に駆けつけてくれた卒業生に見送られて、お昼の特急あずさで出発しました。
ホテルへチェックインした後は、会場である東京ビックサイトの下見です。
会場の確認と共に、ビックサイト内のフリースペースにて、1時間の学科勉強をしました。
そして全国大会当日。
全国大会用の黄色いユニフォームを着用して開会式に参加します。
警察署の皆様、交通安全協会の皆様。
多くの方に見守られる中、競技が進行しました。
どの代表チームも大変上手でした。
ミスが少なく、十分に練習されていることが一目でわかりました。
昨年は、19位でした。
閉会式の成績発表では、まず10位から学校名を呼ばれます。
9位、8位……、と優勝校まで発表されます。
昨年は、祈るように発表を聞いていましたが、最後まで名前は呼ばれませんでした。
帰り際、大会運営スタッフの方に手渡された小さな紙片を広げると、
そこに19位と書かれていました。
あれから悔しさを胸に練習を重ねてきました。
高学年としてどんなに忙しくても、
夏がどんなに暑くても、
弱音を吐かず、
休み時間を自主練習に捧げて、日々を過ごしてきました。
そして、今年の成績発表。
祈る10位入賞。
喜びの瞬間を収めようと、スマホの動画を回しました。
10位の発表。
しかし、残念ながら名前は呼ばれませんでした。
そして9位、8位。
やはり本校の名前は呼ばれませんでした。
(現実は厳しかったか。)
7位で名前が呼ばれなかった時に、スマホをポケットにしまいました。
(また一から頑張ろう。)
そう心でつぶやいた時に、
「第5位。山梨県 北杜市立……」のアナウンス。
驚きと喜び。
一列に並ぶ児童の後方、職員同士で静かに握手を交わしました。
自転車クラブ発足依頼、順位よりも交通安全意識の高まりが主たる目的であることに変わりはありません。
しかしながら、競技会に出場する以上、やはり入賞は嬉しいものです。
これまでの努力が報われました。
児童も職員も、大きな成就感で胸を一杯にして帰校しました。
応援してくださった多くの皆様に感謝申し上げます。
ちなみに、
今回の入賞を機に、過去の成績についても度々ご質問をいただきます。
今回の5位入賞が、本校の最高成績ではございません。
44回大会で準優勝、42回大会で4位入賞を果たしています。
また5位入賞も、今回で通算3回目となりました。