PTA親子研修会
自由参観日の3,4校時はPTA親子研修会でした。
今年度は感染症予防対策のため,児童とPTA教養部関係保護者の参加でした。
PTA親子研修会について
今年度のPTA親子研修会のテーマは『和=伝統芸能に触れる』ということで,
太神楽の「かがみもちさん」と落語家の「春風亭弁橋」さんを講師にお招きし,伝統芸能を披露していただきました。
寄席と出囃子の説明では,
「一番太鼓」「二番太鼓」「追い出し太鼓」の太鼓の叩き方に,木戸口を開閉する音,「ドントコイ」などの言葉が意味されていることを教えていただきました。説明を受けてから太鼓を聞くと、本当にその音,言葉に聞こえるから不思議でした。
かがみもちさんの太神楽では,まず傘を使った様々な芸を見せていただきました。傘回しでは,茶碗やパンダのぬいぐるみが回ったときに特に大きな歓声があがりました。
ほかにも太鼓のばちをジャグリングのように回したり,茶碗やグラスをバランスよく支持したりする芸に拍手喝采でした。最後に,かがみもちさんが作詞作曲した「ヨゲンノトリ音頭」を歌ってくれました。
春風亭弁橋さんによる落語では,最初に落語の特徴を説明していただきました。
一人が二役を演じるために視線を左右に分けること,話し方や動作で遠近を表現することができること,手ぬぐいや扇子を道具のように使うことなど,思わず「なるほど!」と思える内容でした。
演目「つる」では,弁橋さんの話術,動き,話の内容に体育館中が笑いに包まれました。
子ども達は日本の伝統芸能に触れることができたことで,貴重な経験、体験をすることできました。そして、何よりもとても楽しそうでした。
かがみもちさん,春風亭弁橋さん 本当にありがとうございました。
そして,PTA教養部のみなさん これまでの準備と当日の運営,本当にお疲れ様でした。