明野小学校の校長2年目となりました、入戸野邦明(にっとの くにあき)と申します。昨年度に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 新型コロナウイルス感染症が5類になり、学校の生活もコロナ以前の活動ができるようになってきました。しかしながら、学校生活を安全に送るためには、まだまだ注意しなくてはならない点が多々あります。児童の様子をしっかりと把握し、保護者の皆様や地域の方々のご意見等を聞かせていただく中で、学校として必要なことは何かをしっかりと吟味し、今後の学校運営をして参りたいと考えています。

 さて,本校の学校教育目標は別紙に記したとおりですが,学校経営の方針として「学級経営の充実を図る」をキーワードとしています。学級は、学校で生活する上での基本集団となります。教えあう・学びあう・協力しあう・役割を分担する・思いを共有する・共に成長するなど、小さなコミュニティーを形成しているとも言えます。そこでの生活の充実は、個々の児童の成長にはとても大切なものであり、大きな影響を与えるものであると思います。そのための詳しい取り組みについては,「学校経営の基本方針及び重点」に記載されていますのでご覧ください。

 北杜市は自然が豊かであり,周りを取り巻く山々や清らかな流れの河川など自然景観も素晴らしいところです。その中でも明野の地域は,日本一を誇る日照時間,ひまわり畑,特産の大根など誇れるものがたくさんあります。子どもたちが自分の住む地域を学び,地域にかかわり,地域を誇りに思うことができるように,そして地域に貢献できるように育てていくことも学校の使命と考えています。地域があってこその学校ですので,地域・家庭・学校が一体となって「かしこく やさしく たくましい」子どもの育成に取り組んでいきたいと思います。そのために明野中学校と一緒に導入されたコミュニティ・スクール。地域の「ひと・もの・こと」を最大限に活用した教育を進める努力をしていく所存です。どうぞご理解とご協力をお願いいたします。