学校長より

1 地域の特色と環境

 本校は、昭和50年に小淵沢東小学校と小淵沢西小学校が統合され「小淵沢小学校」として開校し、今年で50年目になります。校舎は平成16年に耐震工事及び大規模改修工事を行いました。平成30年度から令和2年度にかけては、各教室などにエアコンとプロジェクターが設置され、一人一台タブレットの整備も完了しました。近々、長寿命化のための校舎改修工事も計画されているところです。

 令和5年度は、児童数244人でここ数年ほぼ横ばい、学級数は通常10学級・特別支援3学級の学校規模です。学区は、山梨県及び北杜市の北西部で、長野県との県境に位置しており、自然豊かな八ヶ岳南麓に広がる標高846mの山紫水明の地です。町内には中央本線と小海線の2つが走り、中央道の小淵沢インターチェンジが置かれているため、自然環境や交通の便のよさ、過ごしやすさなどが注目され、首都圏や全国から観光や移住先として注目されています。

2 小淵沢小学校の教育

 さて、これからの時代はグローバル化や情報化が進み、将来の変化を予測するのが難しいと言われています。そのような中、児童には、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、一人ひとりがイメージする幸せを実現してほしいと願っています。

 そのためには、社会に出てからも学校で学んだことを生かせるように、「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力、人間性」の3つの力をバランスよく育み、「今と将来を生きる力」を身に付けさせたいと考えています。

 具体的には、学校教育目標は「かしこく やさしく たくましい 小淵の子」、

めざす児童像は「自尊感情の高い子」とし、

 ○進んで学び 自分を高めようとする子

 ○思いやりの心を持ち 素直で明るい子

 ○心身を鍛え ねばり強くやりぬく子

をバランスよく育む教育活動を推進していきます。詳しくは,本校の学校経営方針・グランドデザインをご覧ください。

 これらの実現には、全教職員が一丸となって「まるかって」取り組むことはもちろんですが、保護者の皆さんや地域の方々のご理解とご協力が欠かせません。どうか児童の健やかな成長のために、引き続きご支援をよろしくお願いします。               

小淵沢小学校長  宮﨑克美