こぼれ話
ふるさとウォークのこぼれ話
①「どんぐり」が意味するもの
歩きながら、ポケットにどんぐりをたくさん集めている子がいました。「どんぐり好きなんだね!」と聞くと「1年生にあげるんだよ!」と教えてくれました。朝のバス停で、1年生の生活科の授業に必要などんぐりを拾ってきてあげると約束をしたんだそうです。心があたたかくなりました。
②さりげない支え、続く道守り
千本桜の入り口には大きなゲートがあるのですが、この日は明野小6年生のために北杜市役所明野支所の支所長さんがゲートを開けてくれました。「開」「閉」のための2往復。ちょっとの時間ではないはずです。子どもたちにも優しく声をかけてくださいました。ありがとうございます。
また、一本桜までの道の途中で、測量をしている方々に出会いました。訪ねると、この道を修復するために必要な箇所を測っているとのこと。千本桜までの道がつながっているのは、誰かがこうして定期的に道を守ってくれているからだとありがたく思いました。
③本当に必要なもの
千本桜公園で子どもたちに人気の曲「千本桜」を流したら盛り上がるかな〜と思い、スピーカーを背負って行きました。結果、この仕込みは盛り上がりませんでした。それはなぜか。必要なかったんですね。
千本の桜と友だちとお弁当とおやつ。
それだけで、子どもたちは満足なのです。
勉強になりました。
④ねるねるねるね
子どもたちが持ってくるおやつは様々です。
その中で、校外学習ではじめて出合ったおやつがありました。『ねるねるねるね』です。
「これ水が必要でしょ?」と聞くと
「はい!天然水持ってきました!」と水入りのペットボトルを見せてくれました。
思わず拍手をしてしまいました。
はじめからおやつの選択肢に入れないのではなく、どうしたら持っていけるかを考えた結果だと思います。こういった発想がいつか大きな発想につながるかもしれませんね。
↑千本桜に「ねるねるねるね」をみせています。