ひまわりを使った和紙づくり①

昨年度に引き続き,6年生がひまわりを使った和紙づくりへの挑戦を始めました。今日はその一歩目。

(この学習には,北杜市商工食農課,サンフラワーフェス実行委員さんのお力をお借りしています)

まずは、身延町よりお招きした講師、山十製紙の笠井さんより、西嶋和紙についてのDVDを見ながら、和紙ができるまでのお話を伺いました。子どもたちは西嶋和紙が伝統工芸の一つであること、和紙ができるまでの工程、職人さんの技術や努力について学ぶことができました。

その後、外へ出て、ひまわりから繊維を取り出す作業をしました。ひまわりはもちろん、明野小の畑に咲いていたひまわりです。

金槌で茎を叩き、外側の皮の部分と内側の部分を選別します。ひまわりの茎の内側には白くてスポンジのように柔らかいものが入っています。子どもたちと一緒に「初めて知ったねー」と感激しました。

たたいて

綿の部分を丁寧に取り除き

外側の繊維だけにします。

6年生は,丁寧に仕事を進めながら、あっという間に作業を終えました。片付けまでしっかりとできました。

今日の作業を通して、たくさんのひまわりの繊維を集めることができました。この繊維は笠井さんにお願いし、煮詰めの作業をしていただきます。

1月には、紙漉きを行う予定です。

笠井さんより「明野のひまわりは、繊維がしっかりしていて質が良い。『明野で育ったひまわり』ということを考えながら大切に作業します。」とありがたいお言葉をいただきました。

どんな和紙が作れるのか今からとても楽しみです。

なお、本日は北杜市の広報とCATVの撮影が入りました。CATVの放送は紙漉きを終えた時に、まとめて放送する予定とのことです。

ご承知おきください。

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