自転車クラブ

5月27日(金)

本校体育館にて、交通安全子供自転車北杜地区大会が開催されました。

自転車クラブ員は、日頃の練習の成果を発揮すべく、一生懸命取り組みました。

まずはじめは学科試験です。

交通安全に関する知識が問われます。

安全に走行するために標識や信号に関する専門知識が必要です。

その後は、専用のコースを用いて、技能走行テストが行われました。

本校は古くから、この交通安全子供自転車大会に参加してきました。

今日は、その歴史的な経緯をご紹介します。

元本校校長 清水徳生(しみずのりお)先生から伺った内容です。

昭和40年ころ、まず全国大会が開催されたそうです。

それを追うように昭和45年に第1回の県大会が開催されました。

昭和45年、当時の校長 中田司農夫(なかだしのぶ)先生が、山梨県大会開催のチラシを見て、参加を決意されたそうです。

児童の多くが家庭で自転車に乗っていることから、交通安全の普及のためだったそうです。

清水徳生先生は当時本校4年生でした。

結果、第1回大会は第7位でした。

「中田校長先生にとって7位という結果は、うれしさ半分悔しさ半分だっただろう。それで中田校長先生の心に火が付いた」と、清水徳生先生はおっしゃっていました。

翌年第2回大会は、本校が山梨県大会で団体優勝しています。

第3回大会では、本校が団体優勝し、清水徳生先生(当時小6)が個人優勝を遂げています。

本校が交通安全子供自転車大会に参加する理由は、交通安全の普及のためです。

それは現在でも変わりません。

大会の順位はあくまで副次的なもので、児童の交通安全意識の高揚が主たる目的です。

今年度の山梨県大会は、6月18日(土)に行われます。

これからも活動を進めて参ります。

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