秋葉総本殿 可睡斎

本日、最後の見学場所は秋葉総本殿「可睡斎」でした。昨日、拝観させていただいた方広寺と同じように、大きくて立派なお寺でした。ちょうど風鈴祭りを開催していたため、境内が沢山の風鈴で彩られていて、とても綺麗でした。

「可睡斎」という寺号は、11代の和尚さんと徳川家康公との間に起こった出来事がもとになっています。家康公が和尚さんにかけた「睡る可し(ねむるべし)」という言葉が「可睡斎」につながったそうです。詳しい内容を知りたい方はぜひ6年生に聞いてください。

お寺の方に案内をしていただきながら、様々な場所、仏様を拝観させていただきました。

足が速く、走り回ってご馳走を用意する「韋駄天様」、学問にまつわる「文殊菩薩様」、徳川家将軍、先祖代々の位牌を祀る「徳川家御霊屋」、火防をはじめ人々の幸福を祈願してくださる「秋葉大権現様」、、子どもたちは一つ一つの仏様に手を合わせていました。ご利益があるといいなと思います。

お寺の方の話によると、火防とは「火災から身を守る」だけでなく、心の中の「悪い火」を消すこと、邪(よこしま)な火をおこさないことも意味するそうです。それを聞いた子どもたちは、「そうかー」とますます合わせる手に力を込めていました。

最後に、大東司(お手洗い)に入りました。お手洗いの中央には、大きな『烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)様』が立っていました。『烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)』とは、不浄(汚れ)を燃やし尽くす仏様です。通称として【トイレの神様】と呼ぶ人も多いそうです。物理的な汚れだけでなく、心の不浄も燃やしてくださるそうです。ありがたい仏様にみんなで手を合わせてきました。

そして何といっても、お手洗いがとても綺麗でした。スリッパなしでトイレに入れるほどです。お寺の方に聞くと毎日丁寧に丁寧に掃除をされているそうです。

『烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)』様のご利益にあずかって、来週から明野小のトイレも6年生がピカピカに掃除してくれることと思います。。

秋葉総本殿「可睡斎」でもとてもよい学習をさせていただきました。

このブログをうっている間に、2日目のホテルに着きそうです。

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