五月園 茶摘み体験

静岡県といえばお茶です。3日間、バスの中からも広がるお茶畑を見てきました。バスで「茶摘み」の歌を歌いながら茶畑に向かいました。

まず、五月園さんが、茶摘み用の衣装を貸してくださいました。バスの中で着替えて準備万端。

これもまた貴重な体験です。みんな、よく似合っています。バスを降りて、いざ茶畑へ。

バスガイドさんや園の方からお茶摘みのポイントを教わりました。

探すのは『柔らかい新芽』です。『新芽』は、「一芯二葉(いっしんによう)」を合言葉に探します。

※「芯」は、まだ葉が開いていない状態。その下に2枚の「葉」がついているものを「一芯二葉(いっしんによう)」といいます。まだ若いので、渋みのもとが生成されておらず、甘みが強いそうです。

子どもたちは広い茶畑の中から、一生懸命、新芽を探していました。子どもたちが摘んだ茶葉はそのまま持ち帰ります。天ぷらにして食べたり、お風呂に入れたりすると良いそうです。

その後、マイクロバスに乗り換えて、茶揉み体験に向かいました。

茶葉を煎りながらの茶を揉むので余計に暑さを感じます。また、「もみきり」「デングリ」「コクリ」など、さまざまな揉み方があるため、師匠(園の方)の説明をしっかりと聞くことが大切でした。一生懸命揉みましたが、時間的に完成まではいかなかったので、仕上げは師匠がしてくださり、明野に送ってくださるそうです。届くのが楽しみです。

子どもたちが茶揉みをしている間にバスガイドさんが、お茶の葉の天ぷらを揚げてくれました。

とても美味しい味に子どもたちも驚いていました。ぜひ、お家でも試してみてください。

茶摘み体験、茶揉み体験では「やってみる」ことの大切さを学びました。

当たり前に飲んでいた「お茶」に対する見方が少し変わったのではないでしょうか。

修学旅行のおみやげ話は、ぜひお茶を飲みながらお聞きください。味わい深い話が聞けると思います。

前の記事

出発式

次の記事

抹茶ジェラート