児童作文2
「一つになった運動会」
運動会びよりの青空が、そこにはあった。一学期から準備してきた運動会。今年も半日だが、私は半日が一生の思い出になるとは思ってなかった。学校についてからは気がぬける時間はなかった。
そして当日の係などの準備をして、ついに8時55分を時計の針が指した。行進の体勢になる。やはり6回行進しているが、ちがうのは1年生や下の学年をひきつれているから少しきんちょうした。
そして開会式では、一学期から準備してきたブロック旗をかかげていた。ほかの組のブロック旗リーダーもそうだと思うが自分の組の旗が一番に見えた。休み時間を使って苦ろうして描いたからだと思う。
次はたてわり競技。練習では、2連続4位だったが、運動会の大玉の競技は最後だからと全力で走った。ほかの黄組の子も走った。
4位から3位になった。本番に強いだけではなく、みんなの努力の結果だと思った。少ししか上がってないが、私たちにとっては嬉しかった。
次はハリケーンとリレーだ。ハリケーンでは、安全に行うことが大事だ。練習の時から安全に行うことを指導されていた。やはり勝ち負けではなく安全に、全力で行うのが大事なんだなと思った。
リレーは、組み立ての2こまえに行う。終わりにちかい。だけどこれが6年間最後のリレーだと思うと、急にきんちょうが走った。
でもバトンをおとさず受けとり、手渡せたのは、うれしかった。結果は2つとも4位だけど、悔いは私はなかった。
最後は5・6年生の表現。二度目の組み立てとフラッグ。そして最後の組み立てとグラッグ。青空の下、色組で争って戦っていた4組が一つになり表現をした。
ずっと練習していた事が10分の表現となった。私はブリッジが得意だからブリッジに力をこめた。
この表現を練習の時動画で見た時、一人だけがんばるだけではだめで、みんな、全員で頑張らなければ成功しないんだなと思った。みんなが一つになった時、感動するのだと思った。その感動を本番で起こせていたらいいなと思った。
記録が発表され私たちは4位だった。
だけど勝負はどうでもよく、全力を出せたかが大事なんだと今さらと言えるほどに気がついた。
やはり運動会で成長できるのは本当だった。
(本校6年児童が書いた作文に写真を加え掲載しました。)